幸運は用意された心のみに宿る
2020年は、まさに世界中が新型コロナウイルスに席巻された年でした。
この言葉は、現代細菌学の祖として世界的に有名なフランス出身の生化学者・細菌学者ルイ・パスツール(Louis Pasteur, 1822~1895年)の言葉です。
彼は研究熱心であっただけでなく、どれだけ時間がかかっても努力を継続することこそが成功への秘訣であることをこのような端的な言葉で表現しました。
成功は偶然の産物ではなく、長年の努力や入念な準備の上に成り立つのだと、ワクチンによる予防接種を開発した彼が言うと、とても説得力を感じます。
私たちシーライヴ株式会社は、こういう理念を1997年の創業以来大切にしている企業です。
シーライヴについて(株)
シーライヴ株式会社は、1997年に“学生あがりのベンチャー”として大阪で創業しました。まもなく、24年を迎えます。“学生あがりのベンチャー”だからこそ、長所も短所も、成功も失敗も、当社のすべてが若い世代に近い存在だともいえます。
かつては以下のような業務を、企業・大学・官公庁から請け負うことが主業務でした。
①Webサイトの企画・制作・構築~運用・メンテナンス
②各種システム・アプリの設計・制作・開発~運用・メンテナンス
③上記に関するコンサルティング、マーケティング戦略の立案・実施
しかし、近年は請負業務を計画的に減らして、以下のようなビジネスモデルに転換中です。
①自社独自開発のSaaSサービスによるサブスクビジネスへの挑戦
②医療・介護・製薬・健康業界に特化したIT化・AI化ビジネスへの挑戦
つまり、請負業務から脱却して、独自ビジネスモデルの創出の真っ最中で、スタッフ全員が日々新たなアイデアを出して、意見を出し合って、切磋琢磨しています。
常にイノベーションを追い求める、ベンチャースピリットは今も我が社に息づいています。
SaaS・サブスク
SaaS とは、 Software as a Service の略称で、「サービスとしてのソフトウェア」とでも訳せます。
お客さまは、自分たちのビジネスや業務のためにいちいちシステムを一から開発する必要がなく、インターネット上・クラウド上に展開された目的のソフトウェアサービスを購入してすぐに利用することができます。
有名どころでは Office365, G Suite, BASE, LINEWORKS, freee などです。
そして、この SaaS のビジネスモデルの特徴が、サブスクリプションモデル(継続課金モデル)です。「売り切り型」ではなく、必要な時に必要なだけ購入してもらうレンタル的な「継続課金型モデル」で、お客さまは(顧客企業)は、自社で設備やシステムをいちいち所有することなく、サービスを手軽に受けることができます。
そして当社では現在下記のSaaSを自社で独自開発して運用しています。また、今後もこのような SaaS・サブスク ビジネスモデルを増やしていく予定で、サービス単位での分社化なども視野に入れています。
①gunsy(グンシー)
https://gunsy.jp/
日本初、軍師(コンサルタント・スペシャリスト)をネットで売買できるプラットフォームです。
②ほすぴタッチ
https://hospi.pro/
医師・看護師・介護士など、医療・介護業界のシフトをAI・アルゴリズムが自動編成してくれる サービスです。
医療・介護・製薬・健康
SaaS で ほすぴタッチ を紹介しましたが、これは医療業界・医療機関に向けては画期的なサービスでした。
当社ではこれを契機に、医療・介護・製薬・健康業界に特化したシステム開発・IT化・AI化を推し進めていく計画です。
このように、これからのシーライヴ株式会社は、以下のような基本戦略で邁進します。
①SaaS・サブスクビジネス
②医療・介護・製薬・健康業界に特化したシステム開発・IT化・AI化
したがってこのような技術分野で活躍したい方に最適です。また、自社独自開発のため、テクノロジーだけでなく、マーケティングや販促、分社化などビジネスの戦略まで広範囲に学ぶことができます。
ビジョン
安全にやろうと思うのは、一番危険な落とし穴なんだ。
かのApple社が「iPodミニ」で空前の大ヒットのまっただ中のとき、スティーブ・ジョブズは売上げ絶頂期にも関わらず、iPodミニの販売を中止し、新商品の「iPodナノ」の開発を打ち出しました。
結果はご存じの通りさらなるヒットを生み出しました。安定した状況にあっても、リスクを恐れず貪欲にさらなる一手を打って、イノベーションを起こすこの精神がそこにあります。
我が社の方針①
安全策にばかり溺れるな。リスクを取る選択も必要。
狂人の真似まねとて大路おほちを走らば、即ち狂人なり。悪人の真似まねとて人を殺さば、悪人なり。驥きを学ぶは驥の類たぐひ、舜しゆんを学ぶは舜の徒ともがらなり。偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。
【現代語訳】
「狂った人の真似」と言って国道を走れば、そのまま狂人になる。「悪党の真似」と言って人を殺せば、ただの悪党だ。良い馬は、良い馬の真似をして駿馬になる。聖人を真似れば聖人の仲間入りが出来る。冗談でも賢人の道を進めば、もはや賢人と呼んでも過言ではない。
吉田兼好は、随筆『徒然草』の中で、度々「まね」について述べています。人まねをバカにしている人ほど実は能力が伸びない、むしろ他人からバカにされてもそれを恥と思わず、愚直にやっていく人こそ後年化けるんだと喝破しています。
とても鎌倉時代のエッセイとは思えません。現代でも光って読める内容です。
我が社の方針②
「猿まね」と嘲笑っているうちに、追い越される。
まずは「猿まね」から堂々と始めよう。
失敗の繰り返しこそ上達への近道
20世紀最大の科学者ともいわれるアルベルト・アインシュタイン(1879~1955年)はこういっています。
It is a miracle that curiosity survives formal education.
正規の教育を受けて好奇心を失わない子どもがいたら、それは奇跡だと。
いま世間でよくいわれている“イノベーション”とは、世の中で<今まで当たり前>のように扱われてきたことを破壊するぐらいのインパクトを指します。新しい時代の到来にはそうした試練が必要なんですね。それは世界史を読み解くと、いくらでも記されています。
若いみなさんには、今まで当然といわれたやり方や考え方を"破壊"するくらいの意気込みと、既存のルールや方法に疑問をもって就職活動をしてほしいと思いますね。もちろん、もしインターンシップの機会があれば、そのように指導・サポートしたいと思います。
私は若い人たちとの議論が大好きなんです。大人への不信や社会の不条理についても、どんどん意見を聞きます。もちろん私も負けずに大いに反論しますがね(笑)。
ようは、その人ごとの生きる力だと思うんです。これで個々人の世界観は大きく変わりますから。スキルや知識は二の次。スキルは時間と経験の中で誰にでもついてくるものです。個人差はありますがね。入試のように<測れるスキルの問題>ではなく、自分の<生きる力そのもの>に注目して欲しいと思います。
サッカー日本代表の本田圭佑選手は、かつて自分を評してこう言っているんです。
「俺ってすごくポジティブな性格だけど、裏を返せば、実はすごく不安な性格なんです。不安だから努力しようと思う。簡単に言えば強がっているんですよ」。私なんてかなりこれに近いですよ。
みなさん、まずは卵を割りましょう。そうでないとオムレツはつくれませんよ(笑)。
シーライヴ株式会社 代表取締役 久保田浩嗣
アクセス
●本社
〒541-0053
大阪市中央区本町4-2-12
野村不動産御堂筋本町ビル8F-11
TEL:06-4256-5288 FAX:050-3537-8711
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